
三重県や日本各地の海岸線。特に湾内の比較的穏やかな海岸線です。海がわりと行きやすいところで写真をしている人は1回は撮りにいったことがあると思います。広大な海と空と海岸線は写真におさめてみたいですよね。ところが撮ってみるとなんか違う…みたいなことは海での撮影あるあるだと思います。そんな海撮影あるあるの解決の1つのアプローチとなる「どこにでもある海岸線をまるで海外で撮ったかのように見せる撮影方法」を紹介します。

なぜ海外っぽく見えるのか
まず考えるべきは、「海外っぽく見えるのはどうしてか」ということです。言い換えれば「日本っぽくないのはどういうことか」ということです。海外の海辺の写真は、空が広い / 人工物が少ない / 色数が少ない などといった特徴があります。実は日本の海も同じ要素はたくさんあります。つまり撮り方次第で日本の海をまるで海外で撮ったかのような写真に見せることができるのです。

日本らしさを消す
海外っぽさを出すなら最初に日本らしさを消していきましょう。電柱 / ガードレール / 看板 / 自販機 / 防波堤 / 漁船 などです。とにかく人工物があると日本っぽさが出てきます。日本の設備は密度が高く細かいディテールのものが多いです。またそれだけなら海外でも同じようなところがあるのですが、電灯や標識、道路などは国ごとの特徴がわかりやすく出ています。それらのものをできるだけ写さないようにすることで日本らしさを感じられないようにします。

空を広くいれて開放感を出す
日本の景色は箱庭的な狭さを感じます。空を広く入れることでものすごい広い場所であるかのような演出ができます。広く感じられてかつ人工物が少ない海の景色は普段見慣れている海岸であってもどこか非現実感があらわれ、まるで遠い国で撮ったかのような印象を与えることができます。

色数を少なくする
ユニバーサルスタジオジャパンのジョーズのアトラクションを待つエリアに、海辺のポスターがありますが、色褪せてて色数が少ないのがまさに昔のアメリカって感じの印象でした。できるだけシンプルにすることでこの印象は再現できそうと思ったので、撮影時にできるだけ色数が少なくなる構図を探し、現像で色褪せたような仕上がりにしています。
海外っぽく見せるには、空が広い / 人工物が少ない / 色数が少ない が大切です。そのためには人工物をできるだけ写さないようにし、構図と被写体の選定が大切です。海岸の中でも砂浜は撮りやすく、防波堤や岸壁は難しくなります。三重県内であれば〜海岸とつく場所であればとりあえずいける感じです。また、北勢から離れるほど撮りやすいでしょう。

コメント